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    桜と雪  石塚玲子 2004.3.30

花材&資材
ケイオウサクラ ムシカリ リュウココリーネ スカビオサ デルヒニューム レースフラワー ズバイ
 桜を咲かせたいと思って教室の始まる前、ストーブをつけて温めていたのですが蕾が膨らむ程度で開くまでには至りませんでした。咲いていたらもっと雰囲気が出たのにと残念です。
 残っていた梅の徒長枝を使って扇型の枝組みを構成して能の舞台に見立てました。桜は日本人の美意識の中では[ほろびの美]です。桜もそして雪も、共に消えていくものの代表です。桜と雪をはかなく消えてゆくものとしてお花で取り合わせて見ました。白いレースフラワーとスカビオサが雪を表現しています。又桜には妖艶な美しさが有ります。その妖艶さを強調するために紫のリュウココリーネと青いデルヒニュームを使いました。欲張って桜の象徴するところをお花の能舞台で表現しました。心の中に思い描く桜を今までレッスンで学んだ技法(骨組み、交差など)を力いっぱい駆使して取り組んだ作品です。
 桜の怪しげな美しさとはかなさを感じ取っていただければ幸いです。

この頁の作品はHigh-classでレッスンしました。

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