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きつねの冬ごもり  佐藤八洲子  2003.11.25

花材&資材
フォックスフェイス バラ・ホットチョコ ヒペリカム ブープレウム グニューカリ ミズゴケ アルミワイヤー
フォックスフェイス
ナス科
「カナリアナス」、「つのなす」とも呼ばれます。黄色に熟す果実が狐の顔に似ています。鑑賞用植物なので食べることは出来ません。
 フォックスフェイスはフラワーアレンジメントではなかなかレッスンに使いにくい花材です。太い茎に大きな狐の顔の形のカナリヤ色の実が沢山付いています。重さもあります。でもなんとかして1度使ってみたいと思いました。先月のレッスンで水平方向の絡巻をしたので今月は縦方向に挑戦することにして束のアルミワイヤーをくぐしてオアシスにのせたらと考えました。思ったとおり簡単に安定します。フォックスフェイスの重しでワイヤーは綺麗に開いてくれました。ワイヤーはグルグルと巻いて売られています。そのサイズのまま使いましたので誰がやっても同じように綺麗に出来ます。ふと目に付いたバラがホットチョコです。赤茶色の微妙な色、厚みのある花びらできりっとした中輪の花です。フォックスフェイスの色ととても似合ってリッチな雰囲気が出ました。イエローのヒペリカムを低くミズゴケの上に挿しています。あとはワイヤーに添うようにラインの出るグニューカリ、プープレウム、ミスカンサスをさして出来上がりです。フォックスフェイスはお水に入っていなくてもかなり長く持ちます。you-aruはドライフラワーにしたことがあります。随分と小さくなりますが狐の顔をした面白いものが出来ます。
 作品を横方向から覗いてみると小さな動物が身を寄せ合っているように見えます。ここは北風の入れない冬ごもりの家です。自然界のきつねも暖かい冬ごもりの家を見つけたでしょうか。
国井香名映

この頁の作品はHigh-classでレッスンしました。

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