アトリエ 遊・ある

桃の節句
2001年2月制作
 桃の花のふっくらとした蕾み、表裏がはっきりしている枝の色。桃の花は技工を凝らさず自然の姿を生かして伸びやかにゆったりと活けるのが一番です。桃は前年の枝先が枯れて下から新しい芽が出てきます。それで古い枝を超えて新しい枝がのびる所から出世を表すと言われます。  横に長い器を使って平行と交叉をミックスして活けます。一本一本の花を大切にお花のいきる所を見つけましょう。空間の取り方がとても重要です。

カルセオラリアについて

 袋状の花の形をしています。和名は巾着草。開花期は春ですが冬から春にかけて出回ります。寒さに弱いので冬は扱いに注意します。[花言葉]援助 あなたを伴侶に

スカビオサ・ステルンクーゲルについて

こちらを参照してください。

花材&資材 モモ ガクアジサイ アネモネ カルセオラリア スカビオサ・ステルンクーゲル ダイアンサス シルバーフ゛ロニア ピットスポラ カンチク プラスチック長角ベース
制作のプロセス
1  40センチの長角の器を用意します。アクアフォームは器の縁より1センチ低くセットします。寒竹を組んだ物を器にはめます。寒竹はプラスチックの器の印象をやわらげるためと、自然なイメージを作り出すために使いました。ヤナギでも良いでしょう。
2  寒竹の組み方です。井桁に組んだ物を2組み用意して重ねます。細いワイヤーにテープを巻いてある華の糸を使って縛るようにすると良いでしょう。
3  ピツトスポラを短くカットして挿します。自然なイメージになるようにあちらこちらを向くようにします。
4  桃の枝を器の1倍半、約60センチの見当で中心からやや左よりに7、みぎの端に5、左の端に3の割合になるように挿します。枝は前後に出過ぎないようにし、枝と枝の重なる部分に気をつけます。桃の花がゆったりとおおらかに感じられるといいですね。
5  カルセオラリアを半分より高い位置に交叉状に入れます。お花の向きは前でも後ろでもいいので、茎のラインに気をつけましょう。
6  紫のアネモネを中央に入れます。白いアネモネを後ろの方向へ向けて入れます。写真では白なのではっきりとは見えていません。アネモネ=モナリザは花が大きいのですが、向きに気をつけて静かな感じに挿しましょう。
7  スカビオサ・ステルンクーゲルをカルセオラリアより低く、交叉状に扱って空間を埋めます。片寄らないようにします。
8  ピツトスポラの間にシルバーブロニアを埋めて足元に変化をつけます。
9  ダイアンサスの花を小分けにして低い位置に交叉状に挿します。前だけではなく後ろにもさして下さい。アネモネの白は写真にうまく写りませんので赤に取り替えました。
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 最後にガクアジサイを桃の間に平行状に入れます。桃はお花だけで緑がないのでちょっとだけ緑の物を入れると余計引き立ちます。空間にうまく治まる様に枝のラインの見え方に注意しましょう。ここでは最後にガクアジサイになりましたが、桃の次に入れた方がいいでしょう。出来上がりです。

お玄関などバックが壁面の所に飾りましょう。


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